流れ星に願いを


「…えっ?」


お母さんの答えはあっさりとオッケーでびっくりした

「本当いいの…?」


そう聞くとお母さんは、ふわりと笑い口を開いた


「お母さんもね?、進路で悩んだ時期があるの

でね?

行きたい高校があったんだけど

だけどね、お母さんはお婆ちゃんに反対されたの

だから私は、違う高校を受けたわ

今では、反対を押し切って受ければ良かったと思うのよねぇ

だから、夏華には後悔して欲しくないの…

だから…、了承したの。」



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