流れ星に願いを
……教えてもらうのは、良いけど。



全然、無理、覚えられない。



だって、顔近いし。
星夜くんの息が顔にかかって凄く…。



ドキドキするだもん…



なんなんだろう…?
このドキドキは。



そんな、事を考えてしまって又々頭に入らない。



こんなんじゃ、星夜くんに悪いよ…。



そう、思ってたら



「これで、終りにする?」


汐香のそんな言葉に、私は少しばかり、ほっとした。


「う、うん。」



私は、そう言った後星夜くんにお礼を言って、鞄に参考書やらをしまった。




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