流れ星に願いを
−…



「お邪魔しました。」



私達は、そう言って汐香の家をでた。



「今日は、ありがとね
じゃ…。」



そう、汐香に言って足を前へと踏み出した。



「あ!」



そんな声が聞こえて、ふと足を止めた。



後ろを振り返って、耳を済ましたら。



爽くんが忘れ物をしたらしい。



汐香が少しばかり怒鳴りながらも爽くんは、汐香と一緒に、家へと入って行った。



その姿が、"夫婦"観たいでくすッと笑ってしまった。


「っ…」



少しばかり、聞こえた声の方を向くと。




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