流れ星に願いを
その公園に入ると、直ぐ様屋根のあるベンチへと入った。



雨に濡れた冷たい体
だけど握られた手は、凄く温かくて、ドキドキする。


「あ、ごめん。」



そう言われて、星夜くんのその言葉に温かいぬくもりが、離れていった。



「う、うん。」



そう言った間も、ドキドキしていた。



……なんで、ドキドキするの?



……なんで、手を離されたくないと思ってるのだろう。



もしかして…私。




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