【コラボ】ダブルヒロイン
俺はモカに近付くと、何も言わずにその小さな身体を抱き締めた。

「あわっ、先輩っ!?」

「モカ、俺、モカが好きだ。」

「…え?」

「俺は、松浦知華が、大好きだ!」

俺がそう言うと、俺の腕の中で暴れていたモカはぴたりと止まった。

そして恐る恐る聞いてくる。

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