【コラボ】ダブルヒロイン
何を言うかと思えばそんなこと。

俺は再び文句を言おうと口を開きかけたが、それより先に安永が自嘲気味に笑って言ったから、俺は何も言えなくなった。

「まあ、私は退学かもしれないけどね。」

安永はそれから初めて俺を見た。

< 40 / 134 >

この作品をシェア

pagetop