私は先生

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私はあのあと保健室に鍵をかけて

学校を出た


重い足を引きずり
歩く道


人生でこんなにあしが重いのは多分今だろう

「後で雪…ﾎﾞｺﾎﾞｺにしてやる！」


イライラの矛先は
雪へ


私は電車を乗り
タクシーにのって

紙に書いてある住所に向かう


「案外遠い…」


タクシーの窓から見る景色に目を向ける