私は先生
『ええ…あってますよ?ほら…あそこの灰色の家だと思いますよ住所』


運転手は
指をさした


キィー…

『はい、つきました』


「えっ?まぢで…?」


私は嘘だと思った
車から見る感じでもわかる。

家のでかさ

『えーっと2800円ですね』

「……はい…」


平然とする運転手とは違い
ア然とする私
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