私は先生
今まで…

雪に抱かれていた女の子たちは…

こんな風に雪を見ていたんだろうか…

こんなふうに雪に抱かれていたんだろうか…


少しざわついた気持ちが出る


「こんなふうにして…抱いていたの?」


雪に触られながらつい口に出てしまった


「また…なんで?」


「別に…んんっ…」


耳に息がかかる

漏れる吐息に
雪も体を熱くする


今は妬くのも


考えてるのも




無理
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