あの夏の出来事・・・
ミ~ン・・・・ミ~ン


外に出るといっそうせみの声が耳をつく。


「朝から元気がいいなぁ~~お前ら・・・・まぁ7日間せいぜい頑張れよ・・・」


せみに起こされたせいもあって、せみに悪態をつく・・・


外に出たはいいものの、どこに行こうか迷っていた・・・・・


考えた挙句、足はなぜか昨日の神社に向かっていた。


1時間後「はぁ・・・はぁ・・・やっとついた・・・・」思いのほか時間がかかってしまった。


神社は、昨日の薄気味悪さとは違って木の葉の間から朝の陽射しが差し込んでなんとも心地よかった。


「ったく・・・昨日と同じ神社とは思えないな。」


境内の上で寝転がって心地よい風を体感しているとなんだかうとうとしてきて・・・・・・



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