あの夏の出来事・・・
「ホラ!」ヤスは紙切れを指差す。


「なんだよ・・ただの紙切れじゃんかぁぁ!」


「こんなののために呼んでんじゃねよ!!」


「バッカじゃね~~~の・・」


みんなにボロクソ言われるヤス


「違うんだよ・・・」泣きそうになりながら言うヤス


「ったく何なんだよ・・」俺は紙切れに手を伸ばす。


紙切れに目をとうす。


「なっ・・・・なんだよ・・・これ・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


そこには真っ赤な文字で俺たち10人組の名前が書かれていた。


「うわっ・・・」


「なんか・・・やばくない」


「ああ・・・」


俺たちは直感したこれは見無いほうがよかったかもしれないと・・・・


いや・・・・見てはいけなかったと・・・。
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