緑の魔法使い
タオルを外して、前だけを隠す。
人に裸を見られるのは今もまったくなれないけど、橘君が変な目で見てないのは確かなので、堂々と肌を見せる事が出来る。
そうすれば、ほら。気を使って手早く薬を吹き付けていく。
あまり綺麗な肌では無いけど、プロポーション的には劣ってないのだから少しは見惚れなさいよと心の中で呟いてしまうも、橘君は私に不快を与えないようにとせっせと仕事をしていただけだった。
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