空の上から愛してる




すると……――


「あんただって!」


そう言って

手首を

捕まれた。


――パシンッ

あたしは

捕まれた手首を

振り払う。


「いきなり何?!

辞めてよっ!!」


あたしは

そう言いながら

男を見た。


そこに

居たのは…――

さっきの

合コンに居た、

グループの中心

に居る、

一際目立っていた

男だった。


名前も知らないし。

興味もナイ。

はっきり言って

"迷惑"。










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