空の上から愛してる




「えっ?

あぁ、うん」


そう言って

赤外線通信をし始めた。


待っている間

退屈で、

あたしが

ネイルを触っていたら


「爪

可愛くない?」


「ん?

あぁ…

金だしてるから」


「へえ~♪

なんか新鮮♪

はいっ☆

登録までしといた」


「ご丁寧に

どうも」



「んじゃあ、

あたしは行くから」


「え?

送ってくよ!?」


「結構です!」



そう言って、

あたしは

店を出た。









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