空の上から愛してる




「お嬢ちゃん♪

いくらかなあ??」


「あたしぃ??

5万が基準だよ」


「ならあ~

9万あげるからヤろ」


「良いよ」



そう言って

あたしは

男に連れられ

ラブホテルへ

入っていく。


ベッドの上で

必死に腰を振る。


なんでかな…

あいつの顔が

頭に浮かんで来る。


思い出す気は

サラサラ無いのに

頭に

浮かんで来る…。


あいつの

はにかんだ笑顔が

頭に焼き付いてる――










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