空の上から愛してる




「おいっ!!」


どこからか

そんな

男の声がした。


こんな

都会の街中で

そんな

小さな声で

誰を

呼んでるんだろ。


大好きだった

彼女に

フラれたのかな?

だって

それ以外

ありえなくね?

可哀相な男。


あたしは

そんなことを

思いながら

歩いていた。









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