漆黒の猫
それを見て頭の中に浮かんだのが


‘白い龍’


俺の名前と同じ…同士という意味を込めて


‘白龍’と名付けた

それを膝の上の黒猫に伝えた


目を丸くして尻尾を振った


俺は驚いた
もしかして言葉が解るのか?と


少し嬉しかった


それから大学、仕事が終わるとすぐに家に帰って来て白龍と話すようになった
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