漆黒の猫
「なあ、青山さんとの話し合いに白龍も連れていくのはどうか?」


古谷さんの言葉に驚いて振り向いた


「白龍を?」


「あぁ、これだけお前に忠実だったら現場に連れてっても大丈夫じゃないかな?そうすればお前も安心して仕事出来るだろ?」


俺は古谷さんの言葉にすぐには返事できなかった


「…明日まで考える」


「わかった。明日も早いからな、ゆっくり休め。迎えに来るから」


古谷さんはおやすみと言いながら玄関を出て行った


俺は白龍を抱きながらソファーに座った
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