カノジョ。
envy
あの時からだったんだと思う。


いままでオトコに、ヒトにこんなキモチを感じたことなんてなかった。



カスミさんのそばにいたいと思った。

カスミさんが他の人、オトコでもオンナでも仲良くしてるのをみるのが
嫌だと思った。

カスミさんが笑って「リサちゃん」って呼んでくれるのが
すごく嬉しいと思った。



あたしはきっと


カスミさんのことが


すきになったんだとおもう。




でもまだそのころは、それがレンアイ感情だなんて自覚はなかった。


自覚したのは
高1の冬。
バレンタインも近い2月のこと。
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