遠い背中~大好きだよ先生~

眠いながらに学校に行く。


歩くのが面倒うだから


中学1の時から自転車通学をしている。


先生達にバレないように毎日慎重に学校に行く。


入学式


ぼーっとしながら入学式に出ていた。


早く終わればいいのに。


そう思って友達と喋っていた。


1人の友達が言った。


「あの先生の髪型、おもしろくない?」


「まじやばいね。」


みんな言っていた。


正直私も思った。


その先生の名前は川瀬達也


大学出たてでいかにもきっちりしてそうな先生だった。


ま~私とは共通点もないだろうし


関係ないよね。


その日はそれで終わった。


この時私はまさか先生に恋するなんて


思ってもいなかった。




次の日から学校が始まった。


学校が始まると同時に


クラブも始まった。


私はバスケ部に所属していた。


背番号は6番。


言うにエースである。


自分的には下手くそすぎるんだけどね。


毎日練習を頑張っていた。


ある日曜日。


いつものようにクラブに行く。


そこには男子バスケ部の姿。


その向こうには


いつもと違う格好をした先生がいた。


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