トライアングル
その瞬間、深いキス。
春斗ともまだしてないのに!
「ン・・・ンー・・・ンー!」
私はそのまま地面に座り込んだ。
「ゥ・・・ゥ・・・」
ショックが涙と変わり落ちていった。
「ゴメン・・・」
「なんで・・・なんでこんな事するの・・・」
「愛してるから、誰よりも愛してるから」
「・・・・・」
「春斗はお前の事はほっかっといたのも同然なんだ」
「ち・・・・」
違うと言おうとした。
でも、想吾があってる気がした。