まつり国のお姫様

⇔旅立ち

「では、みゆき様…。」

「最後ぐらい呼び捨てでいいよ。」

「じゃあ…みゆき。また、会いに来るから…。」

「うん。ばいばい。」

飯塚は結局、このままじゃダメだと思い、修行の旅に出た。

悲しいけど、また会いに来るって言ってたし…いいか。

お父さんは、飯塚の気持ちは知ってたらしく、修行から帰って来たら、結婚してもいいって言ってくれた。
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