君だけのサンタクロース



ほんとは、不安でいっぱいいっぱいなんだ。

解けた靴紐であたしが転んだら、もう君は手を差し伸べてくれないかもしれない


あたしはもう君の大切な人じゃ、ないから。








「ばかサンターっ!」







でも、それでも、

きみにいいたいことがあるんだ。



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