ハンソク★リレー the Last name(仮)
さてと、

急いで着替えに部屋に戻った。しかし...

「くそっ、なんだコレ?!」

胸がでかくてシャツのボタンがとまらないのである。

こっ、

なんだ!


実においしい...否、そんな事をいってる場合ではない。これじゃあ山女ではないか。

おいおいおいおい。あせる。

というか、ブラジャーというものをしなきゃな・・・

あわてふためき、中腰でオロオロする姿を捉えた

姿見には、下の方だけボタンをとめたなんともエロスな私。

その私とバッチリ目があって思わず背筋が伸びた。


ものは試しだとヤングジャンプのグラビアページでよく見るような悩殺ポーズを2,3ポーズとってみた。



キモチの中のオティンティーヌがまたもや勃起したッ。



うーん。


この鏡に映る私の思い通りになる美少女が、

俺じゃなかったらいいのになあ~。

おほん。

「おい、お願いですからヤラせてくれないか?」

「いいですよ。あなたのこと好きですよ」

「あはは」

「あはは…」

そういえばこんな童話があったな・・・

馬鹿な犬がいて、

自分のくわえてる大きくて

うまそうな肉を

食べるのがもったいなくて

みんなに見せびらかしながら、散歩してて

いよいよ食べようかな、もうすこし自慢しようかな

そんなふうなことを考えながら橋の上から水面に映る

自分よりも…


まあいいや、どうでもよくなってきた。


ってか、これは学ランで行くべきなのか??
それとも・・・

考えていると日が暮れそうなので俺はスパッと決めた。
本当にこっちで大丈夫なのか?


< 30 / 114 >

この作品をシェア

pagetop