地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「おぉ―杏樹早いのぅ―」


「仕事だからね…」



あたしは、食器を片付けて洗面台に行く。




歯を磨いて、ゴムで一つにまとめていた髪をほどき、三編みにする。



休日までこの格好は疲れる…。




まぁいっか…。
滅多に会えない人気モデル達を近くで見れるし…。



いろいろ考えてたら、もう完成。



慣れている三編みなので、3分もかからずに出来た。


鏡で一応確認。



あたしは、リビングに戻り時間を確認する。



「8時30分か…。」
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