地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
『お前は神崎家の孫だよな?妖怪の行動をいつも見張ってる。』


「当たり前。それが仕事だし。」



『悪さをする妖怪は、必ず退治しにくる。

それを使ってここで人間に危害を与えれば、お前らはやって来るって訳だ。』


「…じゃあ、あたしはアンタに上手く転がされてたんだ?」



何も言わないのが肯定だとわかった。


ありえない…めちゃくちゃ馬鹿にされてんじゃないっ!!



「すっごくムカつく。
…言いたいことはそれだけ?」
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