地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「疲れたけど、楽しかったね?」


隣にいる柚莉が聞いてくる。



「まぁ…そうだね。」


前半はね…?


後半は、仕事で大変だったよ。


そう思いながらも

笑顔の柚莉を見るとま、いっかと思えてくる。


柚莉マジックだなぁ…。



「よしっ!終わったんだからご飯食べて、約束通り買い物行こう―!!」


「エェっ!?ホントに行くの?」


いきなりのこれからの予定に戸惑うあたし。



「もちろんっ!!」
< 138 / 628 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop