地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
ゆっくりと形の良い唇から言葉が出てくる。
「…お前さ…約束忘れた?」
「へ?…や、約束!?」
やっと開いた口からそんなことを言われ、キョトンとなる。
約束…?そんなものしたっけ?
思い出そうとするけど、わかんない…。
首を傾けていると…
「次、俺のこと王子と呼んだら秘密バラすって。」
「あ!!!!」
わ、忘れてた!
あたしの表情を見てわかったのか、呆れた表情の陸。
「忘れてたんだな。」
「す…すみましぇん…」
ボソッと小さな声で謝る。
「…お前さ…約束忘れた?」
「へ?…や、約束!?」
やっと開いた口からそんなことを言われ、キョトンとなる。
約束…?そんなものしたっけ?
思い出そうとするけど、わかんない…。
首を傾けていると…
「次、俺のこと王子と呼んだら秘密バラすって。」
「あ!!!!」
わ、忘れてた!
あたしの表情を見てわかったのか、呆れた表情の陸。
「忘れてたんだな。」
「す…すみましぇん…」
ボソッと小さな声で謝る。