地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
その時のじいちゃんのキレ方はハンパなく、かなり怖かった。
なんでも、霊力を隠す道具だから、作るのが大変らしい…。
あの時の悪夢が甦る。
その時以来、絶対に眼鏡だけは、壊さないようにしてきたんだからっ!
なんとかして取り返そうと思い、ぴょんぴょんとジャンプしてみる。
「陸っ!!返してっ!!!」
「じゃ、約束忘れんな。」
「もう忘れないからっ!」
コクコクと首を振って、アピールする。
陸がちょっとニコリと笑ったから許してもらえた…
と思った瞬間。
ガシっと手首を掴まれた。
なんでも、霊力を隠す道具だから、作るのが大変らしい…。
あの時の悪夢が甦る。
その時以来、絶対に眼鏡だけは、壊さないようにしてきたんだからっ!
なんとかして取り返そうと思い、ぴょんぴょんとジャンプしてみる。
「陸っ!!返してっ!!!」
「じゃ、約束忘れんな。」
「もう忘れないからっ!」
コクコクと首を振って、アピールする。
陸がちょっとニコリと笑ったから許してもらえた…
と思った瞬間。
ガシっと手首を掴まれた。