地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
あたしは何かに捕まらないと後ろに倒れそう!
思わず、陸の浴衣を握った。
「こんだけ反応するなら感度いいよな?」
あたしを見てニヤリと笑う。
指で弾かれ、体がのけ反った。
咄嗟に自分の口を両手で塞ぐ。
恥ずかしさで涙目になる。
でも陸は止めない。
「ホント杏って良すぎ。」
クスリっと笑った陸は舌、唇、指であたしを翻弄する。
何か陸を止める方法はっ!?
頭の中で必死に探していると…
『杏ちゃーんどこ――?』
あたしを探す藍鬼の声がした。
思わず、陸の浴衣を握った。
「こんだけ反応するなら感度いいよな?」
あたしを見てニヤリと笑う。
指で弾かれ、体がのけ反った。
咄嗟に自分の口を両手で塞ぐ。
恥ずかしさで涙目になる。
でも陸は止めない。
「ホント杏って良すぎ。」
クスリっと笑った陸は舌、唇、指であたしを翻弄する。
何か陸を止める方法はっ!?
頭の中で必死に探していると…
『杏ちゃーんどこ――?』
あたしを探す藍鬼の声がした。