地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
藍鬼に雑鬼達へ準備するようにと伝えて、森へやる。


走っていくのを見ていると、陸がベンチから立ち上がるのが見えた。



「…杏。」


「ん?なに?」


名前を呼ばれ、陸を見ると
耳元まで寄って来ていた。


「…っ近い…。」

「……65のEだな。」

「…は?なにが…?」

「杏の胸のサイズ。」

「///////!!」


「なんでわかんの!?」

「…いろんな女抱けば、大体わかる。」


「っ……!///」


いろんな女の子抱いたんだ……。だよね…こんなモテる人を女が放って置くわけないし……。


何故かわからないけど…
胸が苦しくなった。


ギューって心臓をわしづかみされた感じ。
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