地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
『感じてる杏 めちゃくちゃ可愛いかった。
俺が止まらなくなりそうだから、今度はベッドでしよーな。』
耳元で甘く囁かれ、体中の血が沸騰するかと思った。
か、感じてるって…///
陸の言葉を思い出しただけでのぼせそう…。
それに…ベンチで…///
あぁ〜〜あたし何やっての〜〜。あれじゃ変態だよぅ…。
されたことを思い出し、頭を抱える。
真っ赤になってるあたしを二人は不思議そうに見ていた。
『また胸大きくなった?』
ムニュと藍鬼が触る。
「えっ?そんなことないと思うけど…。」
「いや…絶対デカくなった!!」
柚莉までもが、触ってくる。
「こらっ柚莉!!」
「いいじゃない…減るもんじゃないし!」
ペロっと舌を出しながら笑う。