地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪

†手当はキスで

おはようございます。杏樹です。


様々なことがあった昨夜が明けて


集団宿泊２日目。



昨日は観光とかしたけど、今日は、自由♪


この敷地内にいるのであれば、何をしてもいいらしく…。


朝から生徒達は、ウキウキしてる。



ってか…本当にこれ集団宿泊！？


勉強じゃないの？
遊んでいいんですか！？
先生…。



「えー今日は、基本自由だ。だからといって、ハメ外すなよ。」


体育会系の先生が生徒に向かって釘をさす。


「「「はーーい。」」」



「食事は各自で取ること。

じゃあ…解散！！」


一斉に生徒達が散らばる。


「杏樹、何する？」

「んー人があんまりいなければ、何でもいいかも。」