地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
頭を抱えて唸る。


ってか…なんで抵抗しなかったんだろ…?


だって彼氏でもないんだよ?


ただの同級生なのに…


あたし可笑しいよ!?



ベッドの枕に顔を埋める。

うぅ―――………

あんなのあたしじゃない!!


いくらイケメンでも、やって良いことと悪いことがある!!



もう絶対流されたりなんかしないっ!!!






一人広い部屋であたしは胸に誓った………。
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