地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
放課後―――――――
事件のせいで今は、部活動も休止。
だからすぐに学園から人はいなくなる。
静かな教室で、一人陸を待つ。
調査のために学園の見回りをしたいけど…
今教室にいなかったら、後が怖いので大人しくしてる。
ガラッ―…………
教室の入口が開き、陸が入って来る。
「ちゃんといたんだな?」
ニヤリと企むような笑顔をしてあたしの席まで来た。
「…何?あたし暇じゃないんだけど…」
本当に陸の相手してる場合じゃないんだ。
調べなきゃいけないことは、山ほどあるし、やることもたくさん…
なのに……
「今日…暇だよね?」
王子様スマイルで聞いてくる。
事件のせいで今は、部活動も休止。
だからすぐに学園から人はいなくなる。
静かな教室で、一人陸を待つ。
調査のために学園の見回りをしたいけど…
今教室にいなかったら、後が怖いので大人しくしてる。
ガラッ―…………
教室の入口が開き、陸が入って来る。
「ちゃんといたんだな?」
ニヤリと企むような笑顔をしてあたしの席まで来た。
「…何?あたし暇じゃないんだけど…」
本当に陸の相手してる場合じゃないんだ。
調べなきゃいけないことは、山ほどあるし、やることもたくさん…
なのに……
「今日…暇だよね?」
王子様スマイルで聞いてくる。