地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「良いに決まって…」


「集団宿泊中…かなりイケナイことしたよなぁ?」


ビクッ!!!


「一度じゃなくて二度も。」


ビクッビクッ!!!


「バレたら…どうなるかなぁ…?」



タラーリと背中に嫌な汗が落ちていく。



あたしの脳内は、全校女子からの報復が映像で浮かぶ。


妖怪より怖いっ!!!!!


今の言葉が効いたと思ったのか、陸がまたあたしを引っ張る。



今度は抵抗する力もなく、大人しくついていった。





―――――――――――――――
―――――――――――
―――――――――
―――――――



「…陸、何これ…!?」
< 262 / 628 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop