地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
すぐにその先生が来た。


「ご紹介しますね、こちらグリーン先生ですわ。」


来た先生は、瞳が青のイケメンだった。


《はじめましてグリーンです。》

《こちらこそ、滝本 陸です。》


陸はグリーン先生と話込んでしまった。


視線を感じてお嬢様の方を見る。



「貴女も、ご一緒にいいんですよ?」


ニッコリ笑って言うけど…

『英語もできない人が陸さんに釣り合うとでも思ってんの!?』


と無言で言ってる…


『早く喋りなさいよ!』


顔が般若のようです…お嬢様。



「できないの?簡単なのに…?ねぇお父様?」

「うーん…令嬢なら当然だが、一般人には難しいかもしれないね」


親子二人でニヤニヤしながら言う。
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