地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「今日も学校だろうがっ」


「あっそうだ・・・今日まで学校・・・」


今日は金曜日。なのに、あたし何考えてんのよっ!?


陸のエロウイルスがうつった?

ぜったいヤダ・・・




「って・・・今何時!?」


「6時過ぎたところ。」


「ええーーーあたし家に連絡何もしてないっっ!!

無断外泊になっ・・「てねーから、」」


頭を抱えてるあたしの言葉を遮った。


「ちゃんと昨日の内に連絡入れて、許可ももらってある。

パーティーだったし、当然だろ。」


陸の言葉にパアア・・と笑顔になる。


「ホントっ!?よかったあ・・・じいちゃんの雷が落ちるかと思ったよ。」


クスリと笑い、あたしに再度促す。


「ほら、送るから 早くシャワー浴びて着替えろ。

なんなら、一緒に浴びるか?」


ニヤッと口端をあげ、聞いてくる。


「い・や♪」


満面の笑顔でいうと、浴室へ飛び込んだ。
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