地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
この数日間で一番変わったこと。
集団宿泊のとき同じ班になった上田君が、よく話しかけて来るようになった。
それはいいんだけどね・・・?
上田君の後ろにいる女子の皆さんがめちゃくちゃ怖いッ
視線が針のよう・・・”蛇に睨まれた蛙”状態
上田君にはバレてないため、睨み放題です!!
あたし、上田君のファンにも血祭りにあいそうです。
彼に気づかれないように、ため息をついた。
チャリ・・・
制服の下で陸からもらったネックレスが揺れる。
「あれ?神崎さんネックレスしてるの?」
「え・・・うん。」
「みせてっ」
制服の下から取り出す。
「へーーシンプルだね。
自分で買ったの?」
「ううん、もらいもの。」
「・・・男?」
「いや・・・フツーの友達・・・!!」
あ、危ない・・陸にもらったなんて言えないよ。
なんでと聞かれるよね?
聞かれて応える→噂として広まる→女子による血祭り・・・
何が何でも喋っちゃいけないっっ!!!
集団宿泊のとき同じ班になった上田君が、よく話しかけて来るようになった。
それはいいんだけどね・・・?
上田君の後ろにいる女子の皆さんがめちゃくちゃ怖いッ
視線が針のよう・・・”蛇に睨まれた蛙”状態
上田君にはバレてないため、睨み放題です!!
あたし、上田君のファンにも血祭りにあいそうです。
彼に気づかれないように、ため息をついた。
チャリ・・・
制服の下で陸からもらったネックレスが揺れる。
「あれ?神崎さんネックレスしてるの?」
「え・・・うん。」
「みせてっ」
制服の下から取り出す。
「へーーシンプルだね。
自分で買ったの?」
「ううん、もらいもの。」
「・・・男?」
「いや・・・フツーの友達・・・!!」
あ、危ない・・陸にもらったなんて言えないよ。
なんでと聞かれるよね?
聞かれて応える→噂として広まる→女子による血祭り・・・
何が何でも喋っちゃいけないっっ!!!