地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
一瞬、目を見開いたあと睨んでくる。


なんで・・・?



口パクで何か言ってくる。



ん?・・・メガネかけろ?


言ったあと、上田君を見てる。


上田君からメガネを取り返せと?


ううーーーしょうがないじゃん!取られた物は、取られたんだもん!!






「あれー?陸、ネックレスは・・・?」


「ほんとーーーいつもしてたじゃんっ!」


陸の首にないのに気づいたらしく、女の子達が問いかける。



「ああ・・・あれね、とっても似合う子がいたからあげたんだ。」



ニッコリと微笑みながら応えた。


!!!!


「「えええーーーだれにっ!?」」



「・・・お気に入りの子。」


「「「!!!!!」」」



取り巻きだけでなく、あたしのクラスの女の子達も驚いてる。




もちろん、あたしも・・・





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