地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
その間も、頭を撫でる手は優しかった。
陸の腕の中に閉じこめられる。
でも気持ちよくて
”ずっと、このままがいい・・・”と思ってしまった。
しばらくして陸が腕を離し、顔をのぞき込む。
「大丈夫か?」
目線を合わせ、頷く。
いつの間にか、体の震えも収まっていた。
「・・・・杏。」
名前を呼ばれ、見上げる。
優しい瞳で、それでも甘い熱を持ったまま見つめられる。
トクン・・・トクン・・・
胸が甘い音を鳴らす。
頬が熱くなり目がトロンとしてきた。
「・・・・背中に蛙ついてるぞ。」
優しい口調であたしに爆弾を落とした。
陸の腕の中に閉じこめられる。
でも気持ちよくて
”ずっと、このままがいい・・・”と思ってしまった。
しばらくして陸が腕を離し、顔をのぞき込む。
「大丈夫か?」
目線を合わせ、頷く。
いつの間にか、体の震えも収まっていた。
「・・・・杏。」
名前を呼ばれ、見上げる。
優しい瞳で、それでも甘い熱を持ったまま見つめられる。
トクン・・・トクン・・・
胸が甘い音を鳴らす。
頬が熱くなり目がトロンとしてきた。
「・・・・背中に蛙ついてるぞ。」
優しい口調であたしに爆弾を落とした。