地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪




甘いキスにあたしは抵抗する力もなく、クラクラ………。




離れたときには、グッタリと陸に寄りかかっていた。


「もっかいする?」


クスリと笑い、顔をのぞき込む。

「………しない。」


「そう?残念。
俺は足りない位なのに。」




!!!どんだけ欲求不満なのよっ………



でも………他の子にこんなことして欲しくないよ………



これって………シット?





すると、胸のあたりがモゾモゾ………



「何してるの……陸。」


「杏が何度も、抱きついて胸を押しつけるから悪い。」


「はあ!?」



陸の手はカーデの中に入り、シャツのボタンを外している。



ちょっと!!
だからって触ること許してないからっ!!






「こらっ陸!!やめんかっ」
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