地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「8月8日の夜。 行くか?」



「どこに・・・?」



なんかあるっけ・・・?



「花火大会。」


「えっ・・・行きたいッ!!」


パッと顔を上げた。


花火大会!?行くに決まってるでしょっ

今年初の花火だもん♪



「なら、7時に来るっから準備しとけ。」


「うん♪」


嬉しくて顔がほころんだ。




あたしを見て微笑んだ後、陸は帰って行った。















部屋に戻り、柚莉に電話する。




謝りにきてきてくれたことと、花火大会に誘われたこと。




「よかったね、デートじゃん♪」



「え゛・・・デートなの!?」


< 363 / 628 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop