地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
†悪魔の笑い声
「なにじゃないよーー!
もうお昼なのに授業受けなくて良いの?」
藍鬼が顔をのぞき込んでくる
「えっ・・・お昼!?」
ガバッと起きあがり、
ケータイで時間を確認する
時刻は 12:45
完璧昼休みだ
柚莉からメールが数件ほど届いていた。
「マナーモードにしてて気づかなかった・・・」
ごめん柚莉!
心の中で謝ってみる
「結構寝てたね」
「ホントだね・・・」
「ぐっすり寝てるから起こせなかったんだよ?」
ピョンッと膝の上に乗っかる。
「ごめんね」
頭を撫でるとギュッと抱きついてくる
顔を胸に埋めてスリスリ・・・・
「ご飯食べないの?」
胸から顔をあげ聞いてくる。
「そーだね・・・食べよっかな」