地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
ムカッ
あー頭にきた。こんな問題解いてやるわよ!
見てろ、クソババア!!
チョークを握りしめ、あたしは解きだす。
カッカッ……カリッ…
「先生、解きました。」
「えっ?一分も経ってないのに…。
ボソッ(まぁどうせ出来てないわよね)
…えっと、答えは間違ってま…せん。」
「「えぇっ!!??」」
クラス中からどよめきが起こった。
「よかった」ニッコリ先生に向かって笑いあたしは席に戻る。
あれから前田先生は恥ずかしくなったのか、あたしには当てなかった。
休み時間になって柚莉が、褒めてくれたからちょっと嬉しかった。
それからはいつものようにボーッとしながら授業を受けて、あっという間に放課後になった。
ちなみに、馬鹿で出来の悪いと思われているあたしが数学の応用問題を解いたことは、クラス中まぐれだと思ったみたい。
まぁその方がいいんだけどね。ちょっとなぁ…ムカつく。
あー頭にきた。こんな問題解いてやるわよ!
見てろ、クソババア!!
チョークを握りしめ、あたしは解きだす。
カッカッ……カリッ…
「先生、解きました。」
「えっ?一分も経ってないのに…。
ボソッ(まぁどうせ出来てないわよね)
…えっと、答えは間違ってま…せん。」
「「えぇっ!!??」」
クラス中からどよめきが起こった。
「よかった」ニッコリ先生に向かって笑いあたしは席に戻る。
あれから前田先生は恥ずかしくなったのか、あたしには当てなかった。
休み時間になって柚莉が、褒めてくれたからちょっと嬉しかった。
それからはいつものようにボーッとしながら授業を受けて、あっという間に放課後になった。
ちなみに、馬鹿で出来の悪いと思われているあたしが数学の応用問題を解いたことは、クラス中まぐれだと思ったみたい。
まぁその方がいいんだけどね。ちょっとなぁ…ムカつく。