地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
ニコニコ笑顔とぷくっと膨らませた顔に思わずキュンキュンしてしまった。





「可愛すぎる……。」



「暇だから、杏ちゃんのところにきたんだけど…迷惑だった??」



目をウルウルさせて言うもんだから、怒れない。


計算じゃないから余計に…


「うぅーーいいよ…そんな顔されたら追い返せないし…。」



息をつく。


「で…何かあったの?」


あたしは藍鬼に尋ねる。



妖達は、元々夜行性。


まぁ例外もあるけどね…
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