地味子の秘密 其の壱 VS黒羽の大妖怪
「無理っ!!あたしにモデルなんて…。」
「なんで?」
「だってド素人だよ!?
撮影の“さ”さえ知らないのに。」
柚莉は、自信が無いのか、さっきより小さな声で言ってくる。
「…しょうがないよ…依頼人が、あたしたちの写真をじいちゃんの部屋で見て、『是非、この女の子を!!』って気に入っちゃったんだもん。」
あたしがいうと、電話のむこうでは泣きそうな気配…
「うぅ――――なんであたしだけなの?杏樹も、やろうよ。」
「なんで?」
「だってド素人だよ!?
撮影の“さ”さえ知らないのに。」
柚莉は、自信が無いのか、さっきより小さな声で言ってくる。
「…しょうがないよ…依頼人が、あたしたちの写真をじいちゃんの部屋で見て、『是非、この女の子を!!』って気に入っちゃったんだもん。」
あたしがいうと、電話のむこうでは泣きそうな気配…
「うぅ――――なんであたしだけなの?杏樹も、やろうよ。」