ウ メ
掃除の時間で
職員室近くで掃除を
していた君を見かけた
君は一年生で、
新しい制服に身を
包んでいて
幼く可愛かった
でも、可愛さの中に
清楚な感じをもっていて
整った顔だちに
私は思わず見とれてしまった
気づいたら
発していた
「かっこいい」
という言葉。
多分聞こえてただろうに
私は恥ずかしくなって
走って逃げたのも
君が相変わらず
かっこよかったのも
今も…、
鮮明に覚えているんだ