ただ、すきなだけ。


「・・・う・・・そ・・・でしょ・・?」



とゆあがその場に
しゃがんでしまった。


「祐くん!!!」


そんな時にあの看護士、登場。



「検査の時間だから
部屋戻るぞ。」




タイミングわりぃーな・・・







「明日くるから・・・
たーくんちゃんと、
話聞かせて?
もう彼女じゃないけど・・」






泣きそうなゆあ。
もう、我慢できない。



ぎゅっと抱きしめた、
その耳元で俺は一言。
『明日またきて。』





「・・・うん。」
ゆあはそういうと
満面の笑顔で帰って行った。
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