先生とあそぼ
「や!やだっ!
指、抜けよっ」


驚きで涙も引き、懸命に光輝の指をおれの中から押し出そうと後孔に力をこめたが、
それは逆効果だったようで、



「なに?流架、
やだとか言いながらこんなに締め付けて、誘ってんのかよ?

お前、マジでかわいいな」




などと言われ、逆にそのまま唇まで奪われることとなってしまった。





誰が誘うかボケーッ!!




「んっ、んんーっ」



きつく唇を引き結び、光輝の舌の侵入を阻止しようとしたけど、
強引に舌を割り込ませられ、そのまま舌を絡め取られた。




深く口付けられ、その嫌悪感に身を捩るも、光輝は離してくれない。




その間も指の出し入れは続き、蜜の残る先端からそれを掬い取り、
念入りに穴に塗り込められているうちに、次第に水気を帯びたような卑猥な音が室内に漏れ始めた。




「ん、ゃっ!ふ……っんっ」




その音に、おれは耳を塞ぎたくなるが、生憎腕を固定されているためそれさえもままならない。



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